鬼ようず(揚子)とは……凧のこと

山口県萩市見島の鬼ようず「赤」「緑」「黒」の3色のみで描かれています。
京都のお寺で節分のとき豆をまかれて追われるのは赤鬼青鬼黒鬼なのです。
仏教界に「三毒」という言葉があって、この三毒を赤青黒の色で表現するのだそうです。
鬼の三色はこんなところから決められているのかも知れませんね。  

本来は「惣領(長男=跡取り)」が生まれた時、子供の健康と出世を願って6〜8畳分もある鬼ようずを作り、凧揚げが行われたようです。
そして、その家々で目や鼻などのデザインが少しずつ違っており、
その鬼ようずを見れば、何家の作品か直ぐわかります。


「揚子」と書いて”ようず”と読みます。



写真は「鬼ようず」を制作中の萩市見島の多田正雄さんです。